はい、ありました。以前はセメントの柱状改良を採用していたんですが、将来的に建て替えをする時に、このセメント杭を撤去しなければならない状況になるのは、「地盤に負の遺産を残すことになる！」と分かっていました。
しかし、お客様の予算面を考えると、柱状改良という選択肢しかなく、建て替えるときにその改良杭は「撤去するものなんだ！その予算は必要なんだ！」と認識をしていましたが同時に、「本当にこれでいいのか？」という心配が常にありました。

砕石工法に関しては弊社の設計担当から話を聞いていて知識はありました。メリット・デメリットと、費用面を含めて検討をし最初は、他社の砕石工法を採用していたんですが、三商の篠原さんが飛び込みで営業にこられたのがきっかけでエコジオ工法を知りました

三商さんの社風、そして社長の三原田さんと担当の篠原さんの情熱です。
工法の説明をしてくださった時に、話の内容に一貫性がありましたし、何よりエコジオ工法に対しての情熱を感じました。
それと、砕石工法のコンセプトが当社の「自然素材の家」というコンセプトに一致していたので、「三商さんとなら一緒にやっていきたい！」と思って採用させていただきました。

金額ですね！お客様の思いをすべて叶えようとすれば、それなりに費用は掛かってしまいます。当時は、地盤改良費に対しての優先順位は低く、できるだけ費用を抑えたいと思っていました。柱状改良は競争の中で価格破壊が起こっていたので安く砕石工法は高い！と思っていたのですが、実際に見積もりをいただくと大きな差がないことがわかったので、「それなら砕石工法の方がメリットがある！」と考えて採用に至りました。

１． 土地の資産価値が守れる
２． 弊社のコンセプトとマッチしている
３． 施工品質が高い
の3点です。とても満足度が高いため、採用してよかったと考えています。

施工後の現場がとてもきれいで、当社の職人や設計担当も喜んでいました。また、お施主様や近隣の方々がご覧になっても満足いただけているので私としても安心しています。
また、我が社の一貫した家づくりにおいて、見える部分だけではなく見えない地盤もスタッフが自信を持って、胸を張ってお施主様にご提案できるところは我が社にとってとてもありがたいことです。
地盤に関して他社との差別化ができ、とても良いアピールができています。

弊社の施工エリアは支持層が深い地域なので、今の設計基準では施工ができない現場があります。汎用性を高めていただければもっと幅広い採用ができますのでその点をご検討いただければと思います。